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≪スタッフコラム≫~マリネッラ社とセッテピエゲ製法の誕生~
2014-11-14TOKYO MIDTOWN
1914年、第一次世界大戦直前、エウジェニオ・マリネッラは、
ナポリの素晴らしい景観が広がる海沿いのキアイア通りにあるヴィットリア広場前に
小さな紳士洋品店を開きます。
オープン後まもなく、シャツの仕立て工房とネクタイの仕立て工房のふたつを持ち、
製造・販売の会社経営を構築。
たった20平方メートルの小さな店は、やがてナポリの大きな会社として成長していくことになるのです。
今でこそ、ネクタイ店として有名ですが、当初この小さな店での主流販売製品は、紳士シャツでした。
エウジェニオ・マリネッラはパリから幾人かのシャツ仕立て職人をよび、
彼らの卓越したカッティング(裁断)技術をマリネッラの工房の従業員に指導させます。
やがて、その習得した技術により、マリネッラ社は、ネクタイの7つ折りオリジナル製法を実現。
正方形の生地を内側に向けて複数回折られた製法によって、卓越した精巧なネクタイが生まれました。
さらに時を経て、現在の裏生地を使用した製法が発案され、見映えがより美しいネクタイが完成したのです。
マリネッラ ナポリ 東京ミッドタウン
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