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【6/26は開業記念日】 ~101周年を迎えるマリネッラ社の歩みについて~
2015-6-23TOKYO MIDTOWN
本日のブログは久し振りのスタッフコラム!
開業日である6月26日が近い…ということで、あらためてマリネッラの歴史についてお話しいたします。
第一次世界大戦直前の1914年、
創設者のエウジェニオ・マリネッラはキアイア海岸通り287番地、ヴィットリア広場前に
たった20平方メートルの小さな紳士洋品店を開きます。
その後、シャツ仕立ての工房とネクタイ仕立ての工房を開き、製造・販売の会社経営を開始。
今でこそマリネッラと言えばネクタイが有名ですが、当初の主な販売製品はシャツでした。
ナポリ本店の入口にかけられているプレート。
“ shirtmaker outfitter ”
マリネッラ社の源流が感じられます。
更にエウジェニオはパリからシャツ仕立て職人を呼び、彼らの卓越したカッティング(裁断)技術を
マリネッラの工房の従業員に指導させます。
その習得した技術により、ネクタイの7つ折りのオリジナル製法を実現。
正方形の生地を内側に向けて複数回折られた製法によって卓越した精巧なネクタイが生まれました。
これが洗練され、現在の“ セッテピエゲ ”となるのです。
歴史の変遷とともに店の歩みも過ぎていきます。
2度の世界大戦、貴族階級の衰退、流行に本質的な変化をもたらしたアメリカ製品の出現。
これらがマリネッラ社を経営難に追い込みます。
しかしエウジェニオはこのネクタイこそが必ずマリネッラ社を導く光になると信じ、
ナポリの小さな店を守り続けます。
最大の転機は1994年にナポリで開催されたナポリサミットG7 会議。
出席した各国首脳へ、6本のマリネッラ社のネクタイが納まった箱が贈られました。
このナポリの小さな店の名前が入った青いギフトボックスは非常に大きな宣伝効果となり、
世界中へその名を轟かせたのです。
( この話に出てくる青いギフトボックス、
マリネッラのタイをプレゼントしたことがある方、されたことがある方や、
通販をご利用された方なら同じ型のものを見たことがあるはず! )
今日では3代目当主であるマウリッツィオが、祖父エウジェニオの情熱を引き継ぎ、
イタリアだけでなく海外においても成功を収めています。
『 E.MARINELLA NAPOLI 』のネームが刻まれたネクタイは、
素材に対して細心の注意を払うことと、熟練職人による丁寧な昔ながらの仕立てを厳密に守っています。
マリネッラ社の歩みはいかがでしたでしょうか?
つい先日までナポリに出張に行っていた、店長 小林が撮ってきた写真とともにお送りいたしました(笑)
そして……開業記念日の6月26日にはちょっとしたお知らせがございます!
こちらもどうぞお楽しみに~!
E-MAIL marinellatokyo@dream.com
TEL 03-5413-7651
マリネッラ ナポリ 東京ミッドタウン
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