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≪Principe di Galles≫“ グレンチェック セッテピエゲ スフォデラータ ”の展開スタート!
2015-4-5TOKYO MIDTOWN
イギリスの伝統的な柄であるグレンチェック。
意外と思われるかもしれませんが、
ブリティッシュスタイルを踏襲するマリネッラでは昔から作り続けている定番柄のひとつ。
本日はその全5色を、グレンチェックにまつわるお話とともにご紹介いたします!
CELESTE (チェレステ/空色)
~そもそもグレンチェックとは?~
その由来には諸説ありますが、有名なのがこのふたつ。
【1】スコットランドのアーカート峡谷で織られたため、
グレンアーカート(glen:英語で谷の意)→グレンチェックと呼ばれるようになった。
【2】スコットランドのグレナカート家に代々伝わる柄、グレナカートプレイド。
これがグレナカートチェックと呼ばれるようになり、その後グレンチェックとなった。
ちなみにイギリスなどでは『グレンチェック』と言っても通じないことがあり、
上記の『グレナカートプレイド(グレナカートチェック)』が一般的な呼称としても定着しています。
なんだか【2】の説が有力な感じがしますね(笑)
CASTAGNO (カスターノ/栗色)
柄の部分をよくよく見てみると……大小のハウンドトゥース(千鳥柄)が見えますね。
実はグレンチェックはハウンドトゥース(千鳥柄)に、
明色か暗色の糸を合わせることにより構成される格子柄なのです。
パターンオンパターンの織りという非常に面白い生地パターン!
VIOLA (ヴィオラ/パープル)
VERDE INGLESE (ヴェルデイングレーゼ/イングリッシュグリーン)
グレンチェックはイタリア語では“ Principe di Galles ” (プリンチペ ディ ガレス)と呼ばれ、
ウェールズの王子様、すなわち“ 英国皇太子 ”という名前を冠しています。
ウインザー公が身に着けて人気が爆発したことも有名ですね。
背景を知れば知るほど魅力的な柄です。
BLU (ブル/ネイビー)
最後の紹介カラーはそのウインザー公のように柄×柄の合わせで。
仕様はセッテピエゲスフォデラータ。
裏地と剣先の芯地を省いた七つ折りです。
ベリーブリティッシュなタイをベリーナポリなマリネッラが仕立てる……
ベリーブリティッシュな生地をベリーナポリな仕様で。
このコレクションはマリネッラ流のイギリス解釈のひとつなのです。
受注会期間中、空いた時間をつかって今後のコレクション展開についてスタッフ間で話し合っていたところ、
マウリッツィオが
『 お、いいタイがあるじゃないか。これはディエゴ・デッラ・ヴァッレさんの柄だな 』
そう、マリネッラの顧客のひとりであるトッズのCEO、ディエゴ氏は大のグレンチェック好き。
『 クラシックで上品な柄だし、日本の皆さんにもお勧めだよ 』
とオーナーからもお墨付き。
ちなみにディエゴ氏はミッドタウン館内でもよく見かけます。
ちょうどこのブログを書いているときも店舗の前を通り、あまりのタイミングのよさに驚きました(笑)
スタッフ着用:Castagno
全カラーに共通していることですが、色の出方が本当に綺麗です。
マウリの言うように品があります。
グレンチェックというとカジュアルな柄に思われがちですが、
クラシカルな佇まいのなかに、しっかりとした主張、華があるコレクションに仕上がっております。
昔も今も、貴族やビジネスエリートの胸元を飾り続けているグレンチェック。
そのマリネッラ仕様が本日より展開スタートです!
“ Principe di Galles ”
グレンチェック セッテピエゲ スフォデータ ( マリネッラ ナポリ 東京ミッドタウン限定 )
¥28,000+税
御来店、お問い合わせをお待ちいたしております。
通信販売も承っております。
どうぞお気軽にご相談くださいませ!
お使いのパソコン、スマートフォンにより、実物と色、イメージが異なる場合がございます。
あらかじめご了承くださいませ。
E-MAIL marinellatokyo@dream.com
TEL 03-5413-7651
マリネッラ ナポリ 東京ミッドタウン
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