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【COLUMN/OTHERS】大西陽一さんによるSTYLE SAMPLE!

2021-10-17FLOENS MARUNOUCHI TOKYO MIDTOWN

“マリネッラのスカーフでマンネリ化しがちなコートスタイルをクラスアップ。簡単で映える巻き方も解説!!”

気温が日に日に下がってくると、ビジネスに限らず休日のお出かけに常に欠かせないのが、秋冬の定番のステンカラーコートやトレンチコート。どんなインナーを着ていてもこれさえ羽織れば、様になるという優れモノ。ただ首元と前身頃の打合せの開き部分以外はインナーが隠れてしまうので、パッと見が皆んなほぼ同じに見えてしまいがち。

今回は、そんな冬のコートスタイルのお悩みを解決するアイテムをピックアップ。

その答えがこのスナップに隠されているのですが、お分かりでしょうか?!ちょっと影になってわかりずらいのですが、首元にスカーフ(バンダナ)を巻いています。

 

ほんのちょっとしか見えていないのですが、これがあるおかげで首の肌みせ分量が減り、コートの襟とセーターのネックがバランスよくまとまりエレガントな雰囲気が漂っています。

それに木枯らしが吹き出すと、この一巻きしたスカーフがあるだけで断然暖かく感じます。昔から首、手首、足首には血管が集まっているので、冬はそこを冷さない様にするのが健康の要と言われていたのを思い出しますね。

 

初冬はマフラーを首にぐるぐる巻きするほどの寒さではないので、このスカーフがちょうど良いのです。特にシルクのスカーフはこの時期にピッタリ!!

スカーフは、女性は馴染みがあっても男性はなかなか手にしないアイテムであることも否めません。キャビンアテンダントの女性が首にしているのを見かけることはあっても、スカーフを巻いている取引先の男性には会ったことがないという方がほとんどでは。

 

しかし、2021秋冬にはスカーフ(ネッカチーフともいう)がメンズのトレンドにランクイン。突然どうしたの??という感じですが、先に挙げたスナップの様にミラノ コレクションやフィレンツェのピッティ ウオモでは、バンダナやスカーフを巻いた男性の姿を3年くらい前から見かけていました。

 

こうした流れを日本のセレクトショップのバイヤーやファッションエディターが見逃すわけがありません。かわり映えしないメンズ業界には特ダネ(スクープ)。今期はそれが一気に拡散されています。

 

個人的に印象に残っているスカーフ男子は、2019年にシャネルのデザイナーだったカール・ラガーフェルド。彼が亡くなった時に、各メディアで追悼特集がありましたが、その中で若かりし頃の彼が、スカーフをシャツの首元(ベストのボタンを全開け)に巻いて、その先端を無造作に垂らしている写真を見つけたから。

<参考サイト> https://www.vogue.co.jp/fashion/news/2019-02-19/karl-lagerfeld/related/1

 

何が言いたいかと言うと、70〜80年代にかけてお洒落なパリの男性は、スカーフを巻いていたということ。この時代にパリに行った日本人は、帰国するとこぞってスカーフを巻いて、パリジャンを気取っていました。

 

80年代中盤になるとポパイやオリーブといったファッション誌でフレンチトラッド、リセスタイルがたびたび特集され大ブームに。当時のスナップを見るとコートやブレザーにスカーフを巻くスタイルは、男性女性問わず人気で王道コーディネートでした。

またまた、話が脱線してしまいました…とにかくスカーフは、今年のフレンチトラッドのリバイバルと共に、トレンドに返り咲いたのです。

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ただしここで注意したいのは、どんなスカーフでも首に巻けばトレンディーに見えるかと言うと、そう簡単ではないという事。基本的には、メンズ用レディース用と別れてはいないユニセックスなものなので、数ある柄から自分に似合うものをチョイスしなくてはいけません。奥様やパートナーが昔買っていたスカーフを借りて巻いても、さまになりません。特に有名なパリの老舗ブランドのものは、多色使いで発色が独特なので、メンズの服に合わせるにはかなり高度なセンスが必要。

 

今回私がチョイスしたのは、縁がダークブラウンで、その内側のベースがダークブルーとピスタチオグリーンというメンズ向きの配色。

これだとブラウン系のインナーとの相性がよく、首元の色目のトーンがまとまりスカーフが悪目立ちしません。このインナーの色とスカーフ(バンダナ)のベースの色を合わせるというテクニックは、スナップのジェントルマン(彼はブルー系で統一)とも共通しています。

トレンチコート、クルーネックニット、デニムという超定番商品に今回チョイスしたマリネッラのスカーフを合わせると、この通りクラスアップしたコーディネートが簡単に完成。これなら男性女性関係なく使えますね。

 

スカーフの結び目の先は、上の画像ではニットから出ていますが、ここはお好みで中に入れてもOK。今回は、スカーフを棒状に折りたたむ(バイアス折り)して固結びするというよく見る巻き方ではなく、「アフガン巻き」と呼ばれている巻き方。

 

個人的には、こちらの方が簡単で、首元にスッキリ巻けるのでオススメ。バイアス折りの場合は、内側にかなり織り込むため、どうしてもふくらみと張りが出てしまい、首に巻いた時にセーターからはみ出しボリューム感が出てしまいがち。これがアフガン巻きだと首に上手く沿って、セーターのネックに上手く収まります。

 

結び方は、このあと解説しますが、とても簡単なのですぐに覚えられるはずです。

トレンドと実用性を兼ね備えたフレンチ流のスカーフコーディネート、ぜひお試しあれ!!

↑三角になる様にスカーフをたたみ、写真の様に三角の先を下向きに垂らします。

↑二辺の先を首の後ろで交差させ前に回します。この時に両手で少しスカーフを少し締め付け、前掛け状態の部分を上げておきます。この時に首まわりの柄の見え方を調整。ここで、ビビットな色の柄の部分を隠しておきます。

↑先端を固結び。この時あまり首に近すぎると窮屈に感じるので、ちょっと離して結ぶのがコツ。かなり固めに結ばないと緩んできます。

↑スカーフのピスタチオグリーンとコートのカーキ色が絶妙にマッチしています。オレンジ色のクローバーやコルノ(ナポリの縁起もの)は上手く見えないようにするのが、シックにまとめるテクニック。固結びした先は写真の様にセーターのネックの内側にしまうと、きちんと感が出ます。出すかしまうかははお好みですね。クルーネックのセーターは、そのままだと首回りがシンプルな分、今どきなヌケ感がでるのですが、これからの季節はチョッと寒い…というのが本音。スカーフは、簡単にコーディネートの格上げと保温の両方を手に入れられます。

 

撮影、スタイリング、文:大西陽一

 

 

 

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