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【COLUMN/TIES】丸の内 小林: マリネッラ商品の背景 ~ “讃岐か、それとも稲庭か・・・”~

2022-7-26MARUNOUCHI TOKYO MIDTOWN

 

ナポリ本店の2階へアプローチするサトリアーノ宮殿内の石階段。階段を登り切った左には店舗の入り口が位置します。その昔は、貴族が馬のまま階上に上がって行ったそうです。その為、階段の幅は広く、高さを低く設計をされています。南イタリア特有の灼熱の太陽が照り付けるナポリの夏ですが、ここは冷たい空気が涼しく、また、ナポリの喧騒が嘘かのような静けさで世界中からお越しになるお客様をお迎えします。

 

こんにちは、マリネッラ ナポリ 丸の内 の小林です。いつも私ども、マリネッラのブログ、公式オンラインストアFLOENS TOKYOをご覧下さり、誠にありがとうございます。

心より、御礼申し上げます。

 

さて、みなさま、如何お過ごしでいらっしゃいますでしょうか。

 

前回の▶「政治家のネクタイ」から引き続き、私、マリネッラ ナポリ 丸の内 の小林が

▶マリネッラ商品の背景を担当致します。

 

少々長く、また、お読みになり難い箇所もあるかと思いますが、最後まで是非お付き合い下さい。

 

さて、今回の“マリネッラ商品の背景”は、「讃岐か、それとも稲庭か・・・」ということで、

“うどん”に絡めてネクタイのご紹介をさせて頂きたいと思います。

 

みなさまは、四国は讃岐名産の讃岐うどんと、東北は秋田名産の稲庭うどんと、どちらがお好みでしょうか。また、うどんのつゆは、正統派の醤油ベース、生醤油、現代的なゴマだれなどのお好みは如何でしょうか。

 

私、以前から、いつか本物の讃岐うどんを本場の四国で食べてみたいと思っており、中々、実現できないまま現在に至るのですが、小麦の味をダイレクトに感じられる“讃岐うどんに醤油ベースのつゆ”というのが好みでもあります。

(地元、讃岐にお住まいのみなさま、おすすめの美味しい讃岐うどんのお店などございましたら是非教えて下さい。)

 

というわけで、前段が長くなってしまいましたが、本題の▶ニットタイについて今回はご紹介をさせて頂きたいと思います。

 

実は、かねてから私、“ニットタイ”と、“うどん”は、どことなく似た性格を持ち合わせているのではないかと思っており、今回このような書き出しとなりました。

 

まず、みなさまニットタイというと、やはり、“粗めギシギシの編みが雰囲気のあるドイツ製”のものを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

 

そして、これこそまさに、うどんでいうところの讃岐ではないかと考えます。

 

もちろん、私どもマリネッラでもニットタイの取り扱いがあり、マリネッラが展開する▶ニットタイは、対極の“細かめの編みのイタリア製”のものになります。

 

無論、素材はシルク100%。細かめの編みといっても適度なコシは備えておりますので、程よい“ギシギシ”感は健在です。つまりは、対するこちらこそ、稲庭うどんのそれではないかと思うのです。

 

近年、私どもマリネッラが展開する▶ニットタイは、“敢えて粗めではない”というところもおすすめポイントの一つで、かねてから、マウリッツィオ・マリネッラの提唱するところの、「古典懐古に行き過ぎないエレガンスに」辿り着き、マリネッラの考える現代のナポリエレガンスを体現する面持ちではないかと思います。

 

この、細かめ編みがもたらす品の良い結び目、密に紡がれた編みによりニット地の生み出す立体的なノットなど、これこそまさに温故知新のそれではないかと思います。

 

つまりは、100年超の歴史に裏打ちされたエレガンスのベースは保ちつつも、古典懐古のそれだけではない、マリネッラが考える現代におけるクラシックの範疇にニットタイでさえも絶妙に落とし込むあたりは、さすがのマウリッツィオならではのアレンジに思います。

 

これぞ、“うどん”に例えるならば、

 

“小麦の風味を存分に堪能できる昔ながらの讃岐うどんの生醤油かけ” 

VS 

”適度なコシと喉ごしが楽しめる稲庭うどんの現代的ゴマだれアレンジ”

 

の対比に帰結するのではないかと思います。

 

また、私どもマリネッラの▶ニットタイは、ニットタイ定番の剣無のモデルの他に、剣有のタイプのご用意もあり、ナポリ本店ではこちらの剣有ニットタイをジャケットスタイルはもちろんのこと、コットンスーツやセットアップ、そしてコットンニットなどで合わせる方が多いです。

 

つまりは、この夏時期に悩まされる“どこまでカジュアルを崩すか問題”に一石を投じるアイテムとなり、根強く地元ナポリの方の支持を得ています。

 

この▶剣有りニットタイですが、不思議とジャケットを着た際のフロントの見え方の収まりが良いという効果もあるのもおすすめポイントです。

 

また、見た目の清涼感はもちろんですが、万国共通の悩みである、夏時期のネクタイへの汗ダメージと、シワの問題を解決してくれるアイテムとしても活用されていますので是非お試しください。

 

その昔、この剣有のニットタイをナポリ本店で初めて見た時は、「何てマリネッラらしいニットタイなのだろう!」と思ったことが、昨日のことのように思い出されます・・・。

 

この素材と編みのバランスの妙技、是非お試し下さい。

 

現在、▶ニットタイは、東京ミッドタウン、丸の内の各店舗、及び、公式オンラインストアFLOENS TOKYOで展開中ですので是非ご覧下さい。

 

▶ニットタイ

26,400円税込

 

 

※マリネッラのネクタイはオンラインストアFLOENS TOKYOでもご購入いただけます。

⇒FLOENS TOKYO|E.MARINELLA商品一覧

 

 

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