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【COLUMN/TIES】丸の内 小林: マリネッラ商品の背景 ~マリネッラ的ギフト考察~

2023-3-24MARUNOUCHI TOKYO MIDTOWN

ナポリの”小さなネクタイ店”の名前が、一気に世界へと知られる”きっかけ”ともなった、1994年のナポリサミット。当時のイタリア共和国の首相であり、マリネッラ ナポリ本店の顧客でもあったシルヴィオ・ベルルスコーニから各国首脳に”6本のマリネッラのネクタイが納められた青箱”がギフトとして贈られたその様子は、世界中から注目されることとなりました・・・

 

 

こんにちは、マリネッラ ナポリ 丸の内 の小林です。いつも私ども、マリネッラのブログ、公式オンラインストアFLOENS TOKYOをご覧下さり、誠にありがとうございます。

心より、御礼申し上げます。

 

さて、みなさま、如何お過ごしでいらっしゃいますでしょうか。

 

前回の▶「サスペンダーとピンヒール」から引き続き、私、マリネッラ ナポリ 丸の内 の小林 が▶マリネッラ商品の背景を担当致します。

 

少々長く、また、お読みになり難い箇所もあるかと思いますが、最後まで是非お付き合い下さい。

 

さて、今回の“マリネッラ商品の背景”は、「マリネッラ的ギフト考察」ということで、

ギフトについてです。

 

この時期、新たな門出や異動など、人の動きの多い時期となります。そして、その際に頭を悩ますのが、これではないでしょうか。

 

“ギフト”

 

おかげさまで、毎年この時期は店頭も、ギフトをお探しのお客さまに多くご来店頂くのですが、実際に、店頭でたくさんのネクタイを目の当たりにすると、ほとんどのお客さまは、色柄などで悩まれます。

 

そこで、われわれスタッフの出番となるわけなのですが、お客様から

“差し上げる方の情報など”をお聞きしながら、ご提案をさせて頂くのですが、

実際に悩まれているお客様からすると、「選ぶのが難しい」のこの一言に尽きると思います。

 

当然だと思います。中には、直感で即断されるお客さまも時折おられるものの、

やはり、目移りしますし、ましてや安いお買い物ではなく、そして何より、

“贈る方のセンスが問われる重大な任務”なので、悩まない方が不思議です。

 

そして、同じように、遠く離れた、私どもマリネッラのナポリ本店も、ご自分用のネクタイはもとより、世界中からたくさんのお客様が、ギフト用のネクタイもお買い求めにいらっしゃいます。

 

そこは、やはり、女性から男性への正式な贈り物が“ネクタイ”(男性から女性への場合はスカーフとなります)というお国柄のイタリア。

 

そして、“こと、衣食住には一過言あるナポリ人”ですので、地元のお客様だけでも、その数の多さは別格です。

 

何と、クリスマス時期は、ネクタイをお求めになるお客様の列が店の前に300m並ぶ、とも言われるくらい混み合います。

 

そして、この時期は、寒空の中、店先にお並びのお客様に、エスプレッソと

スフォリアテッラ(ナポリ郷土菓子)を振舞うのが定例となっており、ナポリのクリスマスの風物詩ともなっています。

 

また、ナポリ本店の顧客であり、オーナーのマウリッツィオとも交友の深い、前イタリア共和国首相のシルヴィオ・ベルルスコーニは、在任中は、自分用、ギフト用などで年間1000本近くのネクタイの注文をされていたそうです。

 

そして、英国王室でも、カミラ夫人から、チャールズ国王にマリネッラのネクタイがプレゼントされており、さらに古くは、マリネッラ家とも親交の深かった、前イタリア共和国大統領のフランチェスコ・コッシーガは、外遊の際のギフトとしてマリネッラのネクタイを使用していたことからも、如何にマリネッラのネクタイが、ギフトとして信頼をされていたかが垣間見える逸話となっています。

これだけでも、その存在感に圧倒されるマリネッラ社特注の”ネクタイ専用ギフトボックス”。日本でも、ナポリ本店で使用している資材と同様のものを用い、マリネッラ ナポリ本店式の手順でギフトラッピングを施します。ナポリで購入した際と、ほぼ同じ形でお渡しさせて頂ける点も、こだわりのポイントです。

 

さて、では、実際にはどのようなネクタイをお送りするべきなのかという点ですが、

定番の“小紋柄”か、それとも堅い“無地”なのか・・・、悩みどころではありますが、

今のこの時期に特におすすめしている柄はこちらです。

 

“ドット”

 

なぜこの時期ドットなのかと言えば、門出や異動、年度末、年度始まりと、何かと

“礼節”を求められる機会も多いこの時期、

 

“無地の堅さと、小紋柄の柔らかさとを兼ね備える雰囲気を作り出せるハイブリッドな柄”

 

こそ、ドットであり、その用途に合わせて

ドットの径や間隔を選べば、着用シーンの想定も変幻自在という、なんとも

汎用性の高い柄になるためなのです。

 

“堅さ”を求めるのであれは細かいドットを、“華やかさ”を求めるのであれば、

カラーや大き目のドットを選ぶといった具合に、ドットの種類により使い分けができる点も、その利点でありますので是非お試し下さい。

 

 

街頭で人の視線を過剰に感じる時は、装いが凝り過ぎている時である」  ボー・ブランメル

 

 

当時、イギリスの伊達男として名高いボー・ブランメルのお洒落は決して派手ではなく、むしろ地味だったそうです。

 

シンプルがゆえに、その素材の質がダイレクトに現れるミニマルなドット柄。

 

冬が終わり、新たな季節での門出となる春先の装いにも、そして、ギフトとしても

大変おすすめです。

 

現在、▶ドットタイは、東京ミッドタウン、丸の内の各店舗、及び、公式オンラインストアFLOENS TOKYOで展開中ですので是非ご覧下さい。

 

▶ドットタイ

29,700 円税込~

 

 

※マリネッラのネクタイは公式オンラインストアFLOENS TOKYOでもご購入いただけます。

⇒FLOENS TOKYO|E.MARINELLA商品一覧

 

 

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